【 2.西行の戻り松 / (藤沢市・片瀬) 】
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● 西行の戻り松・解説文
「西行法師」は、平安・鎌倉時代の有名な歌人で、全国を旅していたので、 各地にたくさんの伝説が残されています。 鎌倉時代、幕府が置かれ政治の中心でもあった鎌倉の源頼朝のもとにも訪れていたという記述があり、 「京・鎌倉往還」でもあったこの街道にも、この様な逸話が残されていたのでしょうか。 いかにも歌人・西行らしい逸話です。 また、この松には、「枝ぶりの見事なその姿が西の方に傾いていたため都が恋しくなり、 その枝をさらに西の方に向けて立ち去った」などの言い伝えもあります。 ところで、冬種をまいて、夏に枯れて、刈る草って何んだと思いますか? 答えは、「麦」。 娘たちは、これから麦を刈りに行くところだったんですね。
(記念碑/その他)
・ 藤沢市片瀬/西行の戻り松 |